ふわふわ感はあかんとですか?おすすめ度
★★★★★
おそらく、このレビューを見ている人は、ラーメンズのファンでしょう。
ラーメンズのコントでときどき垣間見る、刹那的切なさ。
鼻兎はそれが要所要所に見られます。
笑い と おもしろい はイコールではない と著者は言います。
この本は笑いではなく、おもしろいの要素が多いかもしれません。
そのためか これを見たあと、ラーメンズのコントを見て笑えることが少なくなりました。(いい意味で。)
思うに彼は 芸のある人 だが、お笑い芸人 ではないのだろう。(いい意味で。)
ラーメンズってなんですか?(笑)おすすめ度
★★★★☆
店頭でシンプルな表紙にひかれて
ペラペラとページをめくったら
「ははぁなるほどコイツが鼻ウサギかぁ・・」と納得。
あまり深く考えたくなく
癒されたくも笑いも欲しい・・
本を読むのは早い方なのですが
感覚で読んでいると、この独特のテンポみたいなものに更に惹かれました。
だから、理論的だったり超視覚的な人にはわからない面白さかも・・
サクサクっと楽に読んで、やんわり「ニンマリ」もしくは「クス・・」とたのしむものかと思います。
それでも万人ウケするようにも思わず
かと言って奇をてらった感、極端さもなく
なので一応☆はひとつ減らしましたが
個人的には☆5です。
ラーメンズってなんなんでしょう。
著者のまたの姿ですか?
わたしは知らずにこの本に普通にひかれて購入しました。
良くも悪くも独特
おすすめ度 ★★★★☆
例に漏れず私もラーメンズ繋がりでこのコミックを手に取りました。
まず一読して感じたのは、独特であるということ。
「個性がある」と言えば今の時代いいようにだけ取られがちですが、
ということはそれだけ読者を選ぶということでもあります。
この『鼻兎』はまさにそのようなコミックであります。
何も知らずに手に取る方は覚悟が必要です。
しかし引き込まれてしまうとなかなか抜け出せないでしょう。
というのも、全体の構成が非常によく練られ組み立てられているので、
二度三度読み直す度に新たな発見があるのです。
その巧妙な仕掛けにニヤリとさせられることもあるでしょう。
ただ一話一話もなかなかに楽しめるものなので、
著者の発言のようにのんびりと流し読んでもいいでしょう。
難点としては価格でしょうか。やたら高い。
私見ですが、この価格こそがこのコミックスを
「ラーメンズファンブック」たらしめている所以だと思うのです。
なんとか安くはならない物でしょうか。