絶対見てソンしない映画おすすめ度
★★★★★
ハデな演出もないけれど、こんなに楽しめる映画は他にない!とにかくエリオット(R・ドレイファス)とポーラ(M・メイスン)のテンポある会話がすばらしい。(10歳のルーシーのつっこみも。)もう25年も前の映画なのに古さを感じないし。
始めは何となく胡散臭いエリオットが段々セクシーに見えてくるってところがまたいい。ドレイファスのオスカーは納得です。
今まで50回以上見たけど、見るたびに心がほんわかあったまる映画です。
ディック・ドレイファスの早口に注目!
おすすめ度 ★★★★★
ニール・サイモンの作品は日本で言うならば小津 安二郎監督の世界と共通するものがあり、普段の生活の日常的な事柄を観ている人達と同じ目線で描いています。本作品も特別な奇抜さも無く男女の恋愛を笑いを交え、現実的に伝えてくれます。しかし、日常的な毎日の意外な発見と喜びを本作品は語り、見終わった後に一服の清涼感を憶えます。ロマンチック・コメディはいつの時代も不変でいつの時代でも受け入れられる。そんな映画です。ガーフィールド役のリチャード・ドレイファスはアカデミー主演男優賞を受賞しました。私はたいてい日本語吹き替え版を好んで観ていますが、この作品は是非字幕スーパーでドレイファスのしゃべりに注目してください。お勧めの映画です。
概要
『グッバイ・ガール』は、ほんのりほろ苦いコメディ映画。人間関係を描いている中、強く印象に残るのは、オスカー俳優、リチャード・ドレイファスのコメディに徹した姿だ。ドレイファスは、マーシャ・メイソンが演じるシングル・マザーのアパートに住み着く、口の達者な俳優の役を演じている。マーシャ演じるシングル・マザーは、男運が悪く、いつも捨てられてしまう。新しいパートナーにまたもや見捨てられた彼女の前に現れたドレイファスは、アパートの所有権を主張。ひょんなことから共同生活が始まる。ドレイファスは、マーシャ親子を追い出そうとするのだが…。
まったく違う2人がお互いに惹かれあうようになるまでを、ニール・サイモンのすばらしい脚本に沿って、ハーバート・ロス監督がみごとに描ききる。クィン・カミングスは、他の子役とはちょっと違った魅力のある子役スターだ。彼女のとんがった演技は、見ていて飽きのくることがない。ドレイファスがオフ・オフ・ブロードウェイでリチャード三世を演じた場面だけでも、見る価値あり。舌はもつれるわ、叫びだすわ、舞台としては最悪だが、とにかくおもしろい場面である。(Rochelle O’Gorman, Amazon.com)