原作に追いついてしまったせいか・・おすすめ度
★★★★☆
どうもこのアニメあたりから原作ではバンコランとキーンの
長編に突入したり、今も尚「なんであんなに下品になったのか?」
と気の毒でならないプララ虐待編などがあったりで、
結局アニメ化してない昔の話を掘り返したり、あえて
長編突入をこばみ、アフロの死の描写も変更したりと
アニメスタッフ側も配慮も感じられます・・・。
たしか私の住む地域ではファントム前後で放送が打ち切りされ
残り数話は再放送で見たわけですが、アニメ製作現場も
続編か終了かあいまいな状態を進んでいた感じもあり・・・。
ちなみに、原作の「毒」を中和する意味合いとして特に
印象できだったのは「雪がやんだら」です。原作では、
マライヒの魔性的な部分が露骨に出てますが、アニメでは
殺される側の将軍が悪役になってしまい、これでは
バンコランの恩人という設定に矛盾が生じてしまうが、
アニメはアニメ独自の解釈で、マライヒをあくまで
1人のけなげな少年にと、オブラートに包んでますね。
誰が殺したクックロビン~~
おすすめ度 ★★★★★
ボックス2では、ぼくパタリロにタイトルが変わってから最終回までコレクション出来ます。より、ギャグセンスが強くえがかれてます。いまだに連載されているパタリロ。熱狂的ファンが多いこの作品。絶対コレクションです!
概要
魔夜峰央による長寿少女漫画を原作として、1982年にフジテレビ系列でアニメ化。全49話。放送時間の変更にあわせて第21話からタイトルを「ぼくパタリロ!」に改題している。
南海に浮かぶ常春の国マリネラの王子(後に国王)にして、天才的頭脳と悪ふざけが過ぎるひねくれた性格を持ち、ゴキブリ並の素早さと生命力を持つ10歳の少年パタリロ、その身辺警護のためにパタリロと出会うことになる英国情報部MI6のエージェント・バンコラン少佐、初めは暗殺者として登場しながらやがてバンコランに魅了されていく美少年マライヒらを軸に、全編にギャグを散りばめながらも翻訳ミステリー・スパイ小説さながらの国際謀略事件が展開する、他に類を見ない独特の作品。アニメ化に際し、原作のイメージを全く損ねていない作画が素晴らしい。(田中 元)