ユルいアクションゲームはいかがですかおすすめ度
★★★★★
過去にプレイした2Dアクションゲームの中で、最も簡単であったと同時に、最も楽しめた作品です。
RPGのように、ザコ敵を倒して「経験値獲得→レベルアップ」という要素があり、
シビアなタイミングが要求されるようなアクションシーンもほとんど見当たらないため、
「難しくて進めなくなる」ことは、まず無いだろう。
主人公は従来の鞭の使い手ではなく、城主・ドラキュラの息子。つまりは人外ということで、アクションは実に多彩。
武器の種類はあきれるほどに多く、ストーリーが進むにつれ、霧・狼・コウモリに随時変身可能になる。お気に入りの使い魔をお供に引き連れ、天井を突き破る勢いで跳躍し、反則臭いほどに便利なコマンド入力式(格闘ゲーム式)の必殺技で敵を一気になぎ倒す様は、まさにやりたい放題な御曹司。
お洒落な(無駄にカッコイイ)動きを追求し、それに酔う。そういう自己満足的な楽しみ方が出来る人間にとって、このゲームは神ゲーと化します。
アクション面はお手軽だけれども、ゲーム全体の雰囲気は決して大味なものではない。
これはこれでよく出来ていると感じるシナリオと、芸の細やかな演出。
悪魔城内各ブロックは各々豊かな雰囲気を持っており(最下層部は「地獄」、最上層部は「夜の空」といった感じに)、城内探索において、閉塞感とは無縁の広がりある空間を感じることが出来る。
マントに自由に着色出来たりと、痒いところに手が届きまくる気配りと遊び心。
多数のレアドロップアイテムの存在等、やり込み要素も豊富であり、
上級者へのフォローとして高難易度の隠し主人公(鞭の人)編が用意されていたりと、作品として隙が無い。
抜群の完成度でもって、低難易度&RPG要素&2Dという取り合わせの魅力を世に知らしめた傑作ではないかと思います。
ドラキュラシリーズ最高の面白さおすすめ度
★★★★★
アルカードによって悪魔城を攻略する。いろいろな要素を含んでいるので長く楽しむことができる。武器や防具を装備して進んでいく。敵と戦いまくっていけばレベルが上がっていくので初心者でも難しくない。
1番好きなドラキュラです★おすすめ度
★★★★★
個人的に、このシリーズで凄く面白かったのが、PCエンジン・スーパーCDロムロムの『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』でした。
絶妙なアクション性、素晴らしい音楽、味のあるグラフィック(アニメーションは微妙でしたが…)で、とても良質な古きよきACTゲームでした。
その流れで、この『〜月下の夜想曲』(通常版)ですが、発売当時もちろん即買いしました。(私は、後のSS版も購入しました)
以前の面クリア型から探索型に変わりましたが、これもホント今だに面白い。
職人技なグラフィック、素晴らしい音楽(サントラも買いました)、物語設定がまた良いんです。
何て言うか、ゲーム全体(悪魔城内)の醸し出す雰囲気が素晴らしいんですよね。
アクション性にレベルの概念が加わりサクサク進みます。
アイテムコンプ等、やり込み要素もあり、これぞ2Dアクションの決定版!!
それに孤高の美形主人公アルカードの哀愁漂う雰囲気と、スタイリッシュな動きが格好いい。
キャラそれぞれの声も良かった。(特にアルカードと伯爵様の声が好きです^^)
一個人的には、まさに至高のドラキュラ。
それこそ5本の指に入る位大好き☆超オススメです!!
面白いです!おすすめ度
★★★★★
2Dアクションの決定版です。音楽、グラフィックも素晴らしくクリアした後もまた最初からやりたくなります。キャラの声もゲームの雰囲気にあっていてなかなかです。ただ、ルーム間の移動の時に多少のロード時間があるので少しストレスを感じます。それもきにならないレベルですが・・・。
ファミコン世代で王道の2Dが好きなひとにお勧めします。楽しいですよー
概要
コナミが誇る横スクロールアクションゲームの「ドラキュラシリーズ」。従来のステージクリア型からマップ探索型アクションRPGの構成となっての登場だ。本作は1997年3月に発売された同名タイトルの廉価版である。 このタイトルは前作『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』の続編にあたる。1979年の「血の輪廻」から5年後から物語は始まる。1年前に行方不明になったヴァンパイアハンターにして兄のリヒター・ベルモンドを探すマリア・ラーネッドが、100年に一度しかよみがえらないドラキュラ城へと向かう。長い間、眠りについていたドラキュラの息子アルカードが本作の主人公である。ドラキュラ城の復活によって目を覚ましたアルカードも、ドラキュラ城を再び封印するために城内へと乗り込んでいく。運命の2つの家系が同じ目的のために交錯する。
アクションRPGへとシステムを変更したため、本作では有名声優の起用やイラストレーターの小島文美によるキャラクターデザインほか、シナリオや世界観に比重をおいて作られている。また、広大な悪魔城を探索しながら進むことになり、一本道ではないさまざまなルートが存在しているため、ボリュームにあふれたプレイしがいのある内容となっている。(岡田幸司)