最高傑作! おすすめ度 ★★★★★
メロディック・デス・メタルの開祖のひとつ、
スウェーデン出身の6人組による通産8枚目の新作は、
前作『CHARACTER』よりも多彩な音楽性に仕上がった。
ストレートなメロデスは初期の作品を思わせる一方、
荘厳でゴシカルなムードのテイストは
4th『PROJECTOR』や5th『HAVEN』に通じるものがある。
つーか、今回ギター組がかなりがんばってるが、
Martin Brandstromのキーボードの音色は
相変わらず北欧の凍てつく寒さを表すかの素晴らしさ。
ギター・ソロが意外(?)にかっこいい(5)の“Icipher”や
Mikael Stanneが久々にクリーン・ボイスで歌う
(8)の“Misery's Crown”がたまらん。これは名曲。
(10)の“The Mundane And The Magic”もやばい。
6th『DAMAGE DONE』以降3作連続の傑作。
初期のファンも帰ってきてるんだろうな。
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