★★★★★ いいんです! ★★★★★おすすめ度
★★★★★
capsuleは 実験的 で チャレンジング なユニット。2人でひとり なコラボである。
どんどん挑戦を続けて 新しいアイディア を試し続けて欲しい。
その成果が Perfume MEG 鈴木あみ Lier GAME ハウスシチューCM もじぴったん
等ずんずん機能分化してゆく(井上麻里奈は忘れがち)。
楽曲の特徴は 80年代風ディスコぶりぶりベース+ファミコンピコピコ+ヴォコーダ We are YMO 。
なのだが、中田ヤスタカさんがピアノの人のため、とてもメロディアスなのがよい。
カイリーミノーグ DaftPunk といった声もちらほらあるにはある。
Eternity 聴いてさぶいぼ出た。iPodに入れて聞きまくりだ。プレイリスト名は ystk 。
クラブカルチャーや海外の音と接近おすすめ度
★★★★★
元々、カプセルはクラブカルチャーの人間よりもファッション関係の人間に高い評価を受けていた。
それはあのスタイリッシュで毒々しさのないポップな世界観があったからだろう。
渋谷系の価値観とも近い類似性を持ち
日本人ならではの「KAWAII」という文化をテクノに盛り込んだ所に中田ヤスタカの戦略を強く感じた。
前作のシュガーレスはその完成形といってよかっただろう。
しかし、今作は一気にボルテージを上げ、ニューレイブやNYインディにも通じるようなバキバキのフロアナンバーがある。
特にフラッシュバックはイギリスのニューレイブやアメリカのNYインディの並み居るグループのコンピレーションの中に収められていても通用する一曲だろう。
中田ヤスタカ自身、あまり海外の音や現況のクラブシーンはあまり意識していないと語っていた。
しかし、今作で表出したのは現況シーンにも通じるような一枚であり、無意識にコレを作ったのだとしたら、彼はスゴイ・・・。
ポップフィールドに身を置きながら、このような音も作れるという意味で彼は新しいカルチャーのアイコンになれるかもしれない。
幅広い人に聞いて欲しい一枚だ。非常に懐の大きい作品である。
中田マジック!
おすすめ度 ★★★★★
Perfumeからつながってcapsuleを聞いてみました。「L.D.K」以降のアルバムを全て聞いてみましたが、「FLASH BACK」が一番気に入りました。
普通の歌物のアルバムの様に1曲、1曲で捉えると、ボーカルが少なくて、最初は違和感を覚えましたが、アルバム全体で1曲として考えると、違和感なく聞けるようになりました。capsuleの最近の作品は全てそうだと思いますが、アルバムとしては曲数も少なく、時間も短い部類になりますし、一種のコンセプト・アルバムのような印象も受けます。
それにハードな曲の後に、こしじまさんのボーカルが入ると、よけいにグッとくるものがあります。これはやはり中田さんの計算ではないでしょうか?
以前に比べると、かわいい感じの曲は減りましたが、私にはこのクールな感じがちょうどよくて、大変気に入りました。
確かに初めて聞こうと思った方は、過去作から入るほうがいいかもしれません。