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劇場版「空の境界」 痛覚残留 【完全生産限定版】

小船井充
おすすめ度:★★★★★
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んん・・・?
おすすめ度 ★★★☆☆

前2章に比べ作画が落ちている様に見えるのは気のせいでしょうか?

無理やり1時間以内にまとめようとしたのか、全体的に早口で進行している様に感じました。
戦闘シーンも期待外れで、スピード感が無いし、単に式が動きまわるだけ。そもそも短い。

(話の内容的に)期待していなかった2章が意外にも良い出来だった為に、今回のクオリティの低さが余計に目立ちます。


何ていうかこの先不安になってきた・・・。
このまま作画がどんどん落ちていくって事には・・・まさかならないでしょうね・・・?



イマイチ盛り上がれなかった、私は異端か……?
おすすめ度 ★★★★☆

ここまでの3作品の中では、一番凝ったところもなくストレートな作りでしたかね。
冒頭に起きた事件がじわじわと収束していき、そして式と藤乃とのバトルで展開は最高潮となる――。
そのバトルは確かに前評判通り凄かったものの、しかし尺が足りなかったからなのか他のシーンでは折々いささか説明ゼリフが多いかなと感じたりもしてしまい、「全体としての出来は……」と観た後では思えたりもしてしまって……。

前2作までではバトルには燃えつつも、一方それ以外の部分により目がいってしまっていた私ですので、バトルメインと皆が口を揃えて言うこの『痛覚残留』ではこれは当然の感想ともなってしまいますか。
冒頭の○○○シーン、手・足・首が○○○○れた凄惨な死体、そして藤乃のアレな様子――。
そうしたものの方がむしろ私にとっては、この『痛覚残留』の印象はと訊かれてパッと思い出せるものですかね。

個人的なツボからはちょっと外れてしまいましたが、観るべきところは多く間違いなく一見の価値はある作品ではあると思います。



前半3部作最大の盛り上がり
おすすめ度 ★★★★★

おそらく劇場版「空の境界」の前半三部作の中で一番本作が人気が出ると思われる。原作において叙述トリックを用いた第一章「俯瞰風景」、全ての始まりの第二章「殺人考察(前)」。これらはどれも分かりづらい内容だった。だが本作「痛覚残留」は違う。単純にエンターテイメント性が高く、今までになかった激しい戦闘シーンがある。そして何より、アニメーターのクオリティーが高い。今まで「劇場版」というものにはさんざん裏切られてきたが「空の境界」だけは違った。飛び散る血、曲がりひしゃげる腕、縦横無尽に飛び回る式、そして直死の魔眼。すべてがハイクオリティーかつ原作の良さをまったく消していない。まさに前半の山場といっても過言ではないと思う。本作でDVD発売は一時打ち止めとなるが、劇場に足を運べない身としてはこの品質を保ったままでいてほしい。そうなれば、いい意味でとんでもない作品になってしまうと思う。



原作が好きなほど評価は低い?
おすすめ度 ★★★☆☆

他のレビューでもありましたが、期待が高かった分評価は低いです。あれだけ凄い!と言ってたのに…。やっぱり原作でも派手な章なので期待してたんですが。よくできてますが、騒ぐ程では無いです。むしろ第一章、第二章が良かった。あくまでも個人的な好みですけど。



え〜と
おすすめ度 ★★★☆☆

とりあえず現在発売されている1、2、3章を見た。
原作も見ていた。

で、この第3章が一番クオリティ低いと思った。
会話もテンポが良く、話に入りやすいのに。
BGMもなかなか良い完成度。

だが、一番大切と言ってもいい戦闘シーンがかなり期待外れだった。

「この第三章はかなり戦闘らしい戦闘が繰り広げられます。」とか他のレビューに書いてあるが、この出来ではそこまで誉められない。

スピード感ないし、藤乃の力で建物や壁を破壊するシーンがあるが、
彼女の力は「捻じ曲げる」である。
俺が見たこの映像の彼女の力はただ「普通の破壊」と同じ印象だった。
ねじ曲がっていない。
ただ壊れる。そこにも迫力がない。
彼女の力は式の魔眼と同じくらい、いや、それ以上と言ってもいい程の力なのだから、
もっと迫力と一目で見て「うっわ・・・ねじ曲がりすぎw」くらいの印象を与えるくらい表現しても良かったと思う。

あと、原作通りに映像化し過ぎて、戦闘シーンが馬鹿みたいに短い。
第一章の戦闘シーンも原作にはない「式がビルからビルに飛び移る」というとてもかっこいい
場面も描かれていたのに、この第三章はホント、原作そのまんま。
ただでさえ、会話が多い作品なのだから、その分もっと戦闘に力を入れて欲しかった。
せっかくの映像化、しかも劇場版なんだから、もっと式と藤乃の殺し合いを堪能したかった。

一番期待していたのだが、肝心の内容がこんなんなので、がっかり。
個人的には第2章が一番完成度が高いように感じた。


概要
劇場版『空の境界』のシリーズの本気を感じさせるのは、表現面で妥協がないことだ。とくに第三章の『痛覚残留』は痛ましいシーンがやや目立つ。しかし、それはいずれも物語においては必要不可欠な表現だったと、見終わって感じることだろう。あらゆるものを歪曲させる魔眼を持つ藤乃と、あらゆるものの死を見る魔眼を持つ式の対決。呪われた血を引くふたりにとって戦うこと、命を奪い合うことは、避けられない運命だったのだから。
もちろんバイオレンスなシーンばかりじゃない。ちらりと登場する、主人公・黒桐の妹・鮮花がとにかくキュート。血なまぐさい本作の中で一服の清涼剤としても楽しめるはずだ。なお、本作は時系列上では3番目の物語。本作のあとにDVD第一章『俯瞰風景』の事件が起きることになる。もし持っているのだったら、本作のあとに第一章を見直してみたら、発見があるかもしれない。(志田英邦)

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