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The Derek Trucks Band
おすすめ度:★★★★★
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どこかで聴いたことがあると思っていたら、
おすすめ度 ★★★☆☆

S・キモックバンドの2番煎じだね。
デレクのプレイはいいし(ただ、リズム・プレイは凡庸)、バンドのまとまり、、プロデュースは○だけれど、ちょっと好印象が下がったな・・・



私的2006年度ベスト・ロック・アルバム
おすすめ度 ★★★★★

このアルバムでデレク・トラックス・バンドが演っている音楽は、決してカッティングエッジという代物じゃない。どちらかと言えば、オーセンティックなロックの文法をなぞりつつ、インド音楽のエッセンスだったり、カントリーブルースだったり、ファンクだったりと、多彩な音楽テイストを上手にミクスチャーして、21世紀のスタジオ技術でクリアかつダイナミックなサウンドに仕上げたというもの。

しかし、このアルバムは単なる古いロックの物真似大会という訳では全然なくて、演奏の質も、録音の質も、楽曲の質も、全てにおいて十分に高い次元でオリジナルな今の時代の作品として完成されているのだから、これは聴いて気持ち良くならない訳がない。

デレク&ドミノスの「Layla」、リトル・フィートの「Dixie Chicken」、ライ・クーダーの「Chicken Skin Music」、ドクター・ジョンの「Dr. John's Gumbo」、ジェフ・ベックの「Jeff Beck Group」、スティーリー・ダンの「Pretzel Logic」が好きな人にはお薦めかも。



レイラふたたび
おすすめ度 ★★★★★

流行というものとかけ離れながらも確実に聞くものの心を捉えてはなさないワン・アンド・オンリーのすばらしいミュージシャンです。デュアン・オールマンの魂は確かに彼によって受け継がれています。クラプトンのツアーメンバーとして来日も噂されているようですが「いとしのレイラ」のサウンドが時空を超えて聞けるとすれば最高のライブになる、と実現がたのしみです



底知れぬ懐の深さ!
おすすめ度 ★★★★★

これまでずっと、デレク・トラックス・バンドを、天才デレクのショーケースみたいに受け止めて聞いていました。実際、そうだったと思います。でも、変わりましたね。特に、マイク・マティソンがリードボーカルに加わってから、DTBはハンドルを大きく、右だか左だかに切った感じがします。そのことには賛否両論あると思いますが、私は、このアルバムを聴く限り、大成功だったと思います。ほんとうに素晴らしいアルバムです。

典型的なロックナンバーの「レボリューション」以外は、ネットで配信されているライブ音源で親しんできたものばかりでしたが、すべての収録曲が、何百回ものライブで磨かれて、完璧なトラックに仕上がっていると思いました。

取り上げているナンバーは、ブルーズあり、ロックあり、レゲエあり、ワールドミュージックありで、これまでの路線の上にありますが、ここまで来ると、「V」から「フィジカル・グラフィティ」の頃のツェッペリンにも似た、底知れぬ懐の深ささえ感じてしまいます、なんて言ったら褒めすぎでしょうか?

特に気に入ったのは、スキップ・ジェイムズの(?)ナンバー「クロウ・ジェーン」。マイクのフォルセットが印象的ですが、デレクのギターもしっかり存在感があります。このアルバムを象徴する1曲ではないでしょうか。

その気になればおびただしい数のライブ音源が聴けるジャムバンドのアルバムを「お金を出して買う」ことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、アルバムを作ったらツアーでプロモーションという従来の営業パターンの逆を行くジャムバンドの良い面が、ほんとうによく出ている商品だと思います。ぜひお聞きになってみてください。



バンドスタイルに徹した一枚
おすすめ度 ★★★★★

ボーカルをメインにした選曲、ソロ、バッキングを重ね録り、全体の流れに邪魔にならない程度のソロパートと効果的なドブロの挿入。「All I do」ではイントロからエンディングに至るまで禁断のオクターバー?。今迄のderek一人舞台的なアルバムとは違い、よりバンドスタイルに重点を置いた☆5つの力作と言えるでしょう!前作のライブ盤より3曲が新たにリメイクされて収録されています。プロデューサーはJay Joyce,キーボードと曲作りで参加しています。


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のらくろ デレック・トラックス 関根勤