漠然とした・・・おすすめ度
★★★☆☆
中国の実態を漫画で漫画で学べます。
「中華思想」+「儒教(万民平等ではない)」+「敗戦の歴史(プライドがズタズタ)」
=「噂の中国」
ただ、著者は中国人を否定してるのか、共産党(体制)だけを否定しているのか、それとも両方なのか分からない。そんな中、「無駄に過激な描写」で読み手は怒りをあおられます。
その矛先はどこにむけるべきものなのか?
農村部で苦しんでいる人もあの中華思想の人間です。体制のみの批判だとしても創ったのは中国人。
○○人でも人それぞれというなら、どんな国や宗教でも通用するかと。それならこの否定的な見解ばかりのせる意味が分からない。
仮に中国全否定だとしたら、入門書としてはどうかと思う。それに全否定の人が思想の不自由で苦しんでいる「中国人」にこだわった描写して何がしたいのか。どうでもいいんでは?
ワイドショー好きには、受けが良いと思わせる本。ただ、日本の黒い歴史と比較して読むと面白い。
中国に宗教の自由なんて在りませんおすすめ度
★★★★★
表面上は、宗教の自由を装っていますが、すべて管理下の宗教団体です。管理できないとなれば危険思想として弾圧します。「法輪功」はご存じでしょうか?政府がコントロールできないとなると直ぐに弾圧しました。同じ事はチベットでもやっています。
中国の統計のあやふやさは言うまでも無いでしょう。多分、中国は他の諸国と比べても、それほど酷くないという人は、上海など南西の都市部しか見ていないのではないでしょうか。
本書の主張通り、中国は分裂すると思います。希望ではなく、客観的に知っているデータを元にすれば13億の民衆をまとめる事はできないはずです。
中国はGDP世界5位か6位ぐらいの規模で年間成長率は統計を信用すれば年約10%、富裕層が出現している、しかし数字を信用すると富の偏りが激しく貧富の差が激しい。共産主義国なのに失業がある等おかしな事ばかりです。
コストパフォーマンス高い
おすすめ度 ★★★★☆
安くなっているので、Amazonのマーケットプレイスで購入しました。安いのであまり期待していませんでした。しかし、期待は裏切られました。コストパフォーマンス高いです。中国のことがよくわかりました。絵もきれいですし、わかりやすい。なにより読みやすい。中国関係の本はこれが初めてではないですが、あまり右傾化しすぎていない良書だと思います。(ちなみにテレビの「たかじんのそこまで言って委員会」が大好きで毎週欠かさず見ています。)