野村氏の印象が変わったおすすめ度
★★★★☆
あまり好印象ではなかった野村監督だったが、
読み易いという話を聞き、購入してみた。
時折登場する野村監督独自の理屈っぽいような、ひねくれたような言葉は、
“解説”を読むことで、その本来の意味を知ることができた。
この本を読んだ後にTVで監督の発言や行動を見聞きすると
「あ、あれだ!」と、この本に載っている言葉が思い浮かぶ。
そういう楽しみ方も、おすすめだ!
一日一つ、テーマを与えてくれるおすすめ度
★★★★☆
出勤前、帰宅後にふと、自分を振り返りたいとき、自分を元気にしたいとき、何か言葉が欲しいときに本を開き、そのとき開いたページの野村監督の言葉を読むとよい。
スポーツが好かれるのは、やっぱり人生に置き換えられるからだと思う。だからこそ、どん底と栄光を経験した野村監督流の言葉に重さが感じられる。
スカスカではなく、その言葉の中身を考える本。
おすすめ度 ★★★★★
スカスカではなく、野村監督の書籍の中の印象的な言葉として抜粋した文章が、この本です。短い文章の下に解説がありますが、それについては、野村監督の十人十色、その言葉を人がどう考え、どう捉えるのかはその人次第。という監督の言葉どうり、本に読まれるのではなく、本に書かれた内容を考え、自分の生活の中で知識ではなく、知恵として生かしていってもらいたい。というのが野村監督の主旨である。短い文章、長い文章があるが、監督の書籍を読んでいれば、ああ、これはあの本に書かれていた一節だと納得できる。監督は常々、プロ野球選手は、感謝と礼節を持つ人間でなければならない。と言われているように、人生哲学をもって日々戦っている。この本は深い野球論と人生論であると思う。短い文章の中にこそ、日本人が忘れている自分で考える事、勇気ある挑戦・行動の指針が隠されている。偉大な野球人であり、哲学者である、野村監督を敬愛します。