鶯谷シャイニングおすすめ度
★★★☆☆
時代劇だけでなく、官能小説まで、読ませる作家です。・・・ん?
「平」がないですね。失礼しました。
濡れ場を書かせたら一流ですねえ。それもベッド以外の。
ゴルフ場の薮の中、駐車場の車の上、今回は、ラブホテルのボイラー室。
事の前後の女性の仕草の描写が妙にリアルです。
って官能小説の面ばかりに期待しますが、
ホラー、サスペンスの要素も入ってます・・・
鶯谷は、渋谷の道玄坂や新宿歌舞伎町とは違って妙にうらぶれた感の
あるラブホテル街です。
渋谷や新宿と違って他に遊んだり買い物する繁華街がないため、
欲望がそのままむき出しになるため、どうも恥ずかしく、
そのままさびれていったのかも。
(でもおいしいケーキ屋とかあるんですよね。)
そんな鶯谷のラブホテルでの物語りですが・・・・
これから面白くなるかな、と思ったとたんの終焉。
ちょっとモノ足りなかったです。
濡れ場も少なかったし・・・ってそればっかりかい!!