同アルバムの13トラ目「Crowd Chant」が、毎週月曜日よる10時から10時54分にテレビ東京で放送されている日経スペシャル「カンブリア宮殿」のCM曲です。あの群衆が呼応する迫力の楽曲で、お探しの方も多いのではないでしょうか。
安心感!!おすすめ度
★★★★★
THE EXTREMISTがベストアルバムと感じている僕から申し上げると、今回のアルバムも、ここ最近に見られる強烈なインパクトのある一耳惚れするような曲はありませんが、全体的にまとまっていて何度聴いていても飽きのこない、そう、まるでガムのように噛めば噛むほど味が出てくるアルバムに仕上がっていると思います。
それに1曲1曲がカリフォルニアの風を感じさせてくれたり、サンセットビーチや神秘的な海中、巨人やロボットの気持ちなど、いろんな世界や感情へと誘ってくれ、聴けば聴くほどどれだけバラエティーにとんだ楽曲が並んでいるかがわかっていただけると思います。
今回はドラム以外すべてジョーが担当しているということで、誰にも束縛されず気を遣わず曲作りに打ち込めたせいか、伸び伸びとした感が曲の節々で感じられます。
普段は、あまりストレートな曲は避けているようでしたが、今回は結構ありがちなコード進行の曲調も見受けられ、いつも通りの作り込まれた曲々でありながら、アルバムを通してスッと脳に溶け込んできます。
いろいろ感想を述べましたが、ラストの曲は素直にノレます!。間違いなくアンコール辺りで使われる曲ですが、個人的な意見としては僕好みのリフなので、オーディエンスとのかけひきなしバージョンの曲構成にしてほしかったでです。
最後に。何も考えず感性に任せてノレる音楽も良いですが、じっくり考えながら腰をすえて、作曲者の意図するものに思いを巡らせながら聴く音楽はいかがでしょう。
ブッダ(目覚めた人) ジョー・サトリアーニ
おすすめ度 ★★★★☆
相変わらず流麗なギタープレイが聞けます。
全体的に派手さはないのですが悲しい感じが払拭され、
始めから最後まで通して聞きやすい内容です。
1.SUPER COLOSSAL、4.REDSHIFT RIDERS、8.THE MEANING OF LOVE
あたりが印象的でした。
ライナーノーツにあるようにスタジオに篭ることを「洞窟に…」と
言ってる点で音楽を通し悟りを目指しているかのようです。
VAIがキリスト教的思想ならサトリアーニは仏教、インド的思想だと
思います。