この作者唯一のヒット作だけど・・・おすすめ度
★★★☆☆
桂正和のアシスタントを経て、週刊少年ジャンプにて『サスケ忍伝』でのデビューを経て以来、アニメ風の画力の高さを持って期待されながらも『不思議ハンター』まで4回連続の打ち切りを喰らって月刊少年ジャンプに流れてきた黒岩よしひろの唯一のヒット作。画力の高さはあるもののサービスカットの多さが隠れファンこそ生み出すものの逆に敬遠されたり話の組み立て方とかがダメだったりといろいろ理由はあったのかもしれないが、月刊でのこの作品はまあまあ話の組み立て方は原作者をつけたお陰で少しは改善された模様。そしてアニメやゲームにもなるほどのヒット作となったが、アニメから入った人は原作のサービスカットに違和感を感じた人もいるという。そりゃそうだろう。アニメがやってた時期の連載はサービスカットを抑えていたのだから。アニメ終了後はサービスカットがまた何事も無かったかのごとく復活してたりと、いろんな意味で記憶に残ったりする。まあ、こんな作品だけど最後はやっぱり打ち切りというのにどこか悲哀を感じてしまう。そしてコレ以降は月刊ですら打ち切りの常連になってしまったし…。
やはり画力は兎も角話の作り方のほうは成長してなかったのかな?