SFXの技術が見事おすすめ度
★★★☆☆
NHKのBSで見て、もう一度見たくなりDVDを入手した。不思議の国のアリスと、鏡の国のアリスが混在しているが、キャラクターや映像はとても綺麗で、アリスの世界観をよく表していると思った。ただ、ストーリーはオリジナルの脚色をした感が強く、原作に忠実な展開を望む人には不満足かもしれない。最後の裁判所でのシーンで、白ウサギの「じゃあもう僕たちは必要ないね」という台詞も違和感がある。アリスが現実の世界に立ち向かう勇気を得た時、不思議の国は消えてしまうという設定が、若干教訓的でナンセンスな原作になじまない気がした。
アリスは多く映像化されているが、どの作品もきっぱり好き嫌いが二分しているようだ。それだけ原作が親しまれ、皆それぞれに強い思い入れがある名作なのだろう。アリスの映像化は、「これこそは自分の求めるアリス、これは違うから大嫌い」というような強い先入観を持たないで、それぞれの監督はどういう視点で原作を編集したのか、若干距離をおいて見ることをおすすめする。私自身は結構楽しんでこの作品を見た。
アリス・イン・ワンダーランド 不思議の国のアリスおすすめ度
★★★★☆
さすが!ジム・ヘンソン。独特の雰囲気をだしています。でも、原作に忠実というわけではないので、そこが気になる人にはXかな。
NHKで放映されたものとは、吹き替えをしている人が違うので、注意。それと、NHK放送時より、時間が短いかも。あちこちカットされているような・・?
実写版アリスおすすめ度
★★★★☆
1999年の作品です。
アリスワールドの不思議な雰囲気がうまく表現されています。
アリスファンにとって、嬉しい作品です。
チシャ猫がウーピー・ゴールドバーグ!いい味だしてます。
少々アリスがオバサンに見えなくもないですが、物語に見入ってしまえば気になりません。
「アダムス・ファミリー」、「バック・トゥー・ザ・フューチャー」に出演していたクリストファー・ロイドも出演しています。