聖フランチェスコに興味をもち、数年前にレンタルビデオを借りて観ました。人にとって本当に必要なことは何か、強さとは何か、深く考えsさせる内容でした。出演者の演技もすばらしい。特にフランチェスコ役は、本当にフランチェスコはこういう人だったのだろうな、と無理なく思えます。その後も何回か観たのですが、そのたびに深い感動を覚えます。私にとって特別な映画のひとつです。
これぞ、心を打つ名画です。おすすめ度
★★★★★
心の洗われる映画というと、僕はまず真っ先にこれが思い出されます。特に名優サー・アレック・ギネス演じる法王が、フレンチェスコの手を取ろうとした瞬間、その手の向こうにある汚れ傷ついた足に激しく心揺さぶられ、思わず跪き口付けをする、その場面は、初めてこの映画を見た10代の頃から、20年以上経っても忘れることが出来ません。何て尊い演技だろう。何てきれいな物語だろう。そう思って数日間忘れられなかった覚えがあります。僕も、今よりずっと若くてずっと純真だったんでしょうけれど。
また、全編に流れる優しい歌声と歌詞。口ずさんでいるだけで優しい気持ちを取り戻せそうな気がしてきます。
こういう映画をいつまでも側に置いておきたいし、子供たちにも見せてあげたい。是非、DVDで発売して欲しいものです。
「自由」を求める気持ちがあるなら、見逃せない映画おすすめ度
★★★★★
公開当時(高校生時代)に観て、感激した映画です。この映画は、けして「宗教映画?」ではありません。「自由」とは何か、さわやかに考えさせられる映画だったと記憶しています。「清貧」ということを生き生きと喜びたい、そんな憧れを持たされた、と記憶しています。(当時のヒッピーブームの影響もあった?)。自分でももう一度観たいし、多くの人に観てもらいたい。この映画を観た20年後に私はクリスチャンになりましたが、信仰の有無を超えて、感激できる映画です。今はオペラ演出で活躍しておられるゼフィレッリ監督、さすがの映像美だった(はずです)。切に、DVD発売を望んでいます。
キリストを実践した人。
おすすめ度 ★★★★★
こんなにも、美しい人に出会えたことを感謝せずにはいられません。 裕福な生まれとは対照的に素朴に、貧しく生きるフランチェスコ。しかしその中にこそ真の信仰と神様の愛が溢れて‥荘厳な音楽とアッシジの美しい景色の中の貧しい教会がこんなにも心に迫ってきます。何度でも、何度でも、観たい、観てほしい映画です。早くDVD化してほしいです。