声優陣がかなり違和感ありおすすめ度
★★★☆☆
アニメ「タイガーマスク」を題材にしたタイピングソフトがこの「虎打」(「虎だ」と掛けているのかな?)です。構成は全6話からなる「ストーリーモード」とトレーニングとその他のメニューからなる「虎の穴地獄特訓」の2つからなっています。私が過去に買ったタイピングソフトの数々には特殊記号(!や?など)は含まれていなかったのでこのソフトをクリアしていくに従い、この特殊記号で壁にぶち当たってます。まあ、ゲーム感覚で使えば結構楽しめるソフトです。ただ、声優陣が全員アニメ版と違うので(伊達直人とジャイアント馬場の声を担当した声優さんはすでに故人となられているので仕方ないが)当時のアニメを見ていた方にはかなり違和感あり。特にソフトを起動させてからアニメ版のオープニング(静止画像がほとんどですが)が流れますが、冒頭の「虎だ、虎だ、お前は虎になるのだ」という台詞部分が何故か「ちびまる子ちゃん」の2代目友蔵の声の青野武氏(ちなみに初代友蔵は伊達直人の声の故・富山敬氏。こんなところで繋がるなよ)があてています。それから、「虎の穴地獄特訓」モードのナビゲーターとしてミスターXが登場しますが、その声が何故か大平透氏だったりします。(ほとんど「笑うセールスマン」状態です。違和感ありすぎ)
初心者から上級者までおすすめ度
★★★★★
私もタイピングソフトに関してはいくつかのものを試しましたが、決まって壁に当たるのが、「ソフトによる入力方法の違い」です。例えば極端ですが「ふぇ」と入力する時に「FA」あるいは「HUXE」の入力を認めず「FWE」しか認めないというソフトもあり、オプションで変更しようとしても変更できないで悩んだ時もありました。しかしこのソフトは入力する文字があっていればどの入力方法でも認めてくれます。
またホームポジションなどの基本的な入力や、「かな入力」もできるようになっていますし、基本を身につけるのにも多数の練習項目があり、確実に入力のスピードアップにつながるでしょう。
私はタイガーマスクのファンでもありますが、このソフトは主に文書処理の検定前のウォーミングアップや自分の癖の修正に使用しています。
タイガーマスクファンで、ブラインドタッチを身につけたい方にはうってつけの商品だと思います。