キッドの破産により、キッドのメモリーズオフシリーズ最後の作品となり、公式サイトも閉鎖された今となっては、願わくば、何処かの会社が、従来のキッドの版権を買い取って下さる日が一日も早く訪れる事を、一ファンとして願って止みません…
勇気をこめて、今あの約束をおすすめ度
★★★☆☆
「彼が死んだのは私のせい」
親友を失い、映画制作への迷走を余儀なくされた
千羽谷大学・CUM研メンバーの前に突如現れた彼女との出逢いから始まる物語です。
KID製作の代表作・恋愛アドベンチャーゲーム「Memories Off」シリーズ第5作にあたる本作。
集大成的な位置づけだった第4作(〜それから〜)とは一転して、
前作との繋がりは大幅にカット、恋愛要素もやや控えめにして
「映画」というジャンルを主軸に構えたかけがえのない想いと、
かつての約束を起点にして繋がる人との絆、信頼、友情を重視した作風になっています。
いわゆる『ギャルゲー』を意識させないシナリオ構成が安定した旨みを新たな試みで魅せています。
とはいうもののシリーズの見所である千羽谷の街で繋がる世界観は随所に現れています。
第3作(想い出にかわる君)で主人公が通っていた千羽谷大学を舞台した点や
かつての舞台cubic cafeもほんの少しお話に絡んできます。
前作登場した木瀬歩がかつての自らの行ないを反省、後悔する成長ぶりを見せたり、
(※サブキャラとして本作でも登場)
あいかわらず隙の無い仕上がりになっています。
最後の開放されるシナリオでは旧作とは方法を一新し、
メインシナリオの展開が影響しながら、意外な形で物語の謎や真実が明らかになっていきます。
ちょっとした工夫ながら、最後には晴れやかなすっきりとした心地よさが残ること請け合いです。
しかし、個人的には過去の約束と「映画」という主軸のシナリオを重視した作風のためか、
ボリュームがやや少なく、サブヒロインのシナリオがやや希薄に感じられ、
感動よりも安定感、安心感が残るこじんまりとした印象だったのが残念です。
いいんじゃないですか?おすすめ度
★★★★★
前作、それからで見事にメモオフを復活させたKID。
まだやるか?と思いながらも続編を楽しみにしていた自分ですが、また想君の二の舞にならないか少し心配していました。
しかし、その心配は無用に終わり結構楽しませていただきました。
メモオフといえば音楽ですが(というかKID)、OP、EDかなり良かった!
担当はアフターレインでOP、EDを担当した彩音さん。
アフターレインでハマりかけてこれで完璧ハマってしまいました^^;
そしてシナリオは相変わらず「かけがえのない想い」をコンセプトに切ないのがあります。
麻尋は良かったのですが、瑞穂さんがちょっと・・・・
メモオフらしくなかったです!
でもそこはメモオフ!あの方のおかげでやっぱりメモオフだ!と思います。
総合的に評価すると、前作をギリギリ越えたのではないのでしょうか?
プレイ時間もガッチリしてるし、結構入り込めた作品でした^^
うーむおすすめ度
★★★☆☆
やってみて、麻尋編はまぁまぁ良かったんですが、あすか、美海、香月は…ゆるーい感じでしたもうちょっと手を加えて深くしてほしかった。瑞穂編は無茶なエンドだと思いましたね…ってか突然すぎだし不明すぎ。あと春人の声がなんか好きじゃない笑
内容は文句なしだが‥
おすすめ度 ★★★★☆
始めは、1st、2ndなどのキャラは出演なしということで、あまり期待はしてませんでしたが、とても面白いです!「思君」の時と同じく大学が舞台ですが正直「思君」より内容が深くハマってしまいました!ただ「思君」「それから」そして今回の「途切フィル」とプレイしてて思いますが、稲穂信がかなりウザいと思います!勝手に人の部屋に上がり込んで色々物色したり、ウザいネパールやインド、パソコンのうんちくを知ったかぶりして話たり、カフェでだらだら主人公の邪魔したり、挙げ句のはてにはスパイまで‥。1st、2nd、アフターレインではかなりイイ奴で大好きですが、それ以降は図々しいウザいキャラです。それはともかく絶対買いの作品です。次回作では久々に澄空学園を舞台にしてほしいなぁ‥。