誠実なホストNO1?おすすめ度
★★★★☆
率直に言って、ホストって職業もあの独特のトリのような頭も聞くだけで知能指数が下がりそうな客寄せトークも(いや、行ったことないけどTVと本で見る限り)体質に合わないので一生関わるつもりはなかったのだけれど、書店でこの人の本を読む限り「へえ」とちょっとした発見があったので買って読んだところ、損したとは思わない内容だった。
彼がNO1というのは納得。というのも、ホストクラブに行く女性というのはどこか満たされないものがあるからで、『誠意のあるいい男』と話す時間がほしいのではないかと思う。作家のホスト体験を見る限り、金と指名のことばかり考えているホストの話ばかりが出てくるので、そんな中にこういうのがいたらこの著者を選ぶに決まっている。どんな仕事でも全力を尽くす人が支持されるのはどこの業界も一緒。
女性の分析に関しては、かなりよく見ているなと思う。大抵の男性作家の女性心理は彼らが有名人だったりハンサムだったりするゆえにモテているせいかとらえかたが微妙にズレていて、「いや、それはちょっと違うんじゃないの」とツッコミたくなったり、「かわいい女〜」を語るカメラマンの里中李生の主張などは殺意を覚えるほどだが、彼が語るNG女性は同性にも嫌われるタイプなので「あーそう、私もそういう女がキライで友達やめたことある」とあいづちを打つことが少なくとも私は多かった。女がこういう行動をとるのは男の責任、と平等に見てくれているところも良い。けなすだけでなく一つ一つに代案もある。
ただ一ついうならQ&Aコーナー、ダイエットできない人がダメ人間かというとそうでもない。私はダイエットは上手いほうだが、私の身内や友人に凄く頭がよくて仕事ができて性格もいいのに痩せるのがヘタな人が何人もいる、逆にダイエットはうまくても人間性はいまいちな人もたびたび、彼女らの名誉のためにダイエット=人生観という主張はあまりしてほしくない、この著者に限らないことだけど。
あと、こういう人が芸能人になってしまったのはちょっと残念。たくさんの人にメッセージを送れるから、という主張はわかるけど、芸能人は「いいこと言うから」人気が出るのではないし、芸能に興味のある人は彼らのいうことを聞くより根も葉もないウワサ話のほうで盛り上がったりしてしまうので、彼が本当に言いたいことがゆがんで伝わる可能性が高くなる。クリニック開いて精神科医の免許とっていろいろ執筆しつつカリスマカウンセラーになるほうが彼の性格をいかせたんじゃないかな。
説得力がある。おすすめ度
★★★★☆
説得力があって当たり前です。よほど道義から外れたことを言ってるならともかく、言ってることはすごくシンプルで誠実。ならば、これだけの実績をきちんと残してきた人が言うことなので、為にならないわけがない。まったく同じことをペーペーが言っても無意味。つまり、彼のバックボーンへの評価ということになります。
短絡的ではとか、観念的ではと思う箇所も、正直、この人が発する言葉だからこそ重みを持ちます。
ただ本としては、もう少しリアルな城咲仁自身に迫ってこそ、城咲仁をよく知らない人に対しての説得力を持たせられるはずなので、生い立ちや自己の経験をもう少し語られても良かったかなと思います。
仁様おすすめ度
★★★★☆
城崎仁さんはとても根がまじめですね。気配り上手で、人の心をつかむのがうまいみたいです。ホストではなく、他の職業でも向いていたかも・・彼らしさをいかして生きている感じがしてうらやましく思いました。
この本で城咲仁という人を見る目が変わりましたおすすめ度
★★★★★
そしてこんな男の人もいるんだと感動しました。
この本を読むまで「元カリスマホスト」という肩書きと外見だけで「何かチャラチャラしてそう」とぼんやり思ってました。
こんな考え方、生き方の男の人が増えれば女性は本当に幸せになるだろうなと思います。(ただしパートナーになるには女性も相当がんばらなきゃ、ですが)
伝説のNO1ホスト、城咲仁さんの書いた本なので
おすすめ度 ★★★★☆
ホストの方は皆、高価なプレゼントを貰っているのだと思っていました。
お客様からはいっさい、プレゼントを貰わないホストである城咲仁さんに興味をもちました。
お客様に対して、いつもほめちぎるのではなく、ここぞという時に最高のほめ言葉をかけてあげるのだそうです。
そんな城咲仁さんが、お金を使わす事に重きをおかないで、本気でお客様のことを考え、接する事ができるホストであるがゆえに、回りにいる女性がどんどん綺麗になっていくのです。
ポジティブな生き方や考え方、最高の男女になれる付き合い方、言葉のかけ方、本気の生き方や仕事の仕方などが全てわかる様に、書かれている本だと思いました。
男性も女性もこの本を読むと、今よりもっと素敵になれると思います。