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GAME SOUND LEGEND シリーズ「タイトー・ゲーム・ミュージック」

ゲーム・ミュージック
おすすめ度:★★★★★
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初期タイトーVGMの素敵っぷり
おすすめ度 ★★★★★

「ダライアス」でZUNTATAの名前が出る前、本格的に注目され始める前に出たアルバム(ちなみにこのアルバムの発売時には「ダライアス」はすでに発表されていた)。

「ニンジャウォーリアーズ」を踏まえて聞くとまた違う感慨もあるであろう「影の伝説」や、アナログ音源による異様に深い音が印象的な「ワイバーンF-0」に、結局発売されたの?「スーパーデッドヒート2」や、小夜ちゃんぷりきゅー「奇々怪界」ジャジィな「エンパイアシティ」ポップな「バブルボブル」名曲の誉れ高い「スクランブルフォーメーション」などなど、素敵な曲てんこ盛りである。

昔の作品なのは事実だ。だが、名曲を多数収録したアルバムなのも事実である。これ聞いて楽しめないようではゲームミュージックファンなんて言えないね。


超内容てんこもり!80年代のタイトーテイストが今蘇る!
おすすめ度 ★★★★★

 タイトーというのはゲームミュージック界においてはちょっと変わったスタンスの持ち主のメーカーで、ファーストアルバムであるところのこの作品にもその味は色濃く出ています。(実際には、一部外注のメーカーが混ざっているので、いきなり変わった雰囲気の曲が入っていたりもしますが。タイトー作品はわりと外注が多いので。)

 ピックアップしていきますと、まず影の伝説。これは基板によってバージョンが2つあるのですが、曲のいいほう…FM音源バージョンが収録されています。鋭いタイトーサウンドが展開しています。

 そしてスーパーデッドヒート2。これは実は実際には市場に出回りませんでした。このアルバムのみの限定収録ということになります。なかなかかっこいい曲が揃っているだけに残念なところです。(また、もとになったスーパーデットヒートが今日に至るまでアルバム未収録なのも残念なところです。筐体が特殊だったんですよね。4モニターで。)

 このアルバム最大の聴かせどころかもしれない、ワイバーンF-0。このゲームは地上と空中をハーフミラーで重ね合わせてあるという超特殊な筐体も見事でしたが、音楽面でもコルグ社の電子オルガン用チップを使うという大胆な試みをしています。(ヤマハ以外の楽器メーカーのチップを率先して使っているのはタイトーくらいです。ギャラクティックストームでエンソニックのチップを使ったりとか)
 そしてPSGを豪勢に重ね合わせてリバーブ感を演出した名曲、フェアリーランドストーリー、よく響くFM音源が当時ゲーセンを席巻したバブ㡊ボブルなど、とにかく名曲揃いです。まるでコンソメの素のようにネタが凝縮されています。買って損なしの5つ星です。


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