ちょっと”ご都合”…?硬い事言うなって!! おすすめ度 ★★★★☆
ついに頂上決戦!これまでの熾烈なバトルの集大成…なはずなのに、後半はかなりな駆け足になってしまっている。文庫で一気に読んでいると、それが一層強く感じられる。実はあんまり大したことがなかったカイユの料理、戦わないエンセイ、語られない”アノ人”との頂上決戦の内容…。とは言え、直前のエンセイの”雄”を感じる散り様、駆けつけた助っ人たちが並んだ絵の豪華さ、トドメの料理のスケール(…と審査員のスケール!)の大きさ!!それらはストーリーの”ご都合”を越えて、圧倒的な衝撃でもってワタシを圧倒してしまった!!それは同時に、成長したマオの大きさでもあるのかもしれない…。お見事!!
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