トーキング・モジュレーターって奴を聴いてみようおすすめ度
★★★★★
元HERD / HUMBLE PIE のピーター・フランプトンがブレイクするのは76年のソロ名義のライヴ作、フランプトン・カムズ・アライヴで、このアルバムは1,600セット以上を売り上げたモンスター・アルバムですが、その布石となったのがその前作にあたるこのスタジオ・アルバムです。HUMBLE PIE ではアクの強いスティーヴとは対照的な位置付けにありましたが、やはりこのアルバムでもあまりクセのない穏やかな雰囲気の曲が揃っています。若干無骨さが足りない気はしますが、それがこの人の魅力でもあり、汗臭さを感じないロックを好む人には特にお薦め。トーキング・モジュレーターをコミカルに使用したSHOW ME THE WAY は個人的には彼の代表作として押します。これを聴いてトーキング・モジュレーターの使用を辞めたというジェフ・ベックの心境はいかに?(w
Pop-Rock
おすすめ度 ★★★★★
いやああシンガロングできていいなああ楽しいな。ショーミーザウエーはミッドテンポなメロディアスナンバー。この人の得意技。リリカルなピーターの味が出たアルバム。ミッドテンポの帝王だなああ。やっぱ人柄ですかね。声もサウンドもまろやかです。ロマンチストな側面も味わえます。 10点中8点