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+ ロマンシング サガ -ミンストレルソング- オリジナル・サウンドトラック +

ロマンシング サガ -ミンストレルソング- オリジナル・サウンドトラック

ゲーム・ミュージック
おすすめ度:★★★★★
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人は物語をつくり、音楽は人をつくる・・・
おすすめ度 ★★★★★

 ロマンシング・サガのPS2リメイク版サウンドトラック。最高すぎる!!

 もともとスーファミ版の頃から好きな曲が多かったこの作品。四天王バトルや決戦!サルーインなど。それらが全てPS2クオリティにアレンジされたのだから悪いはずがない。

 私はゲーム本編で聴いていない曲をCDで先に聴くのが嫌だったので、ゲームで全てのイベント、全ての主人公でのクリアを達成しないとこのサウンドトラックを買わない、と決めていた。

 結局、ゲーム発売から2年近くたって漸くこのCDを買うことができた。長かったけど凄く嬉しい。曲を聴くと、苦戦した場面や罠にはまって落とされた洞窟のことや、下水道を行ったり来たりした記憶が甦る。

 伊藤賢治サウンドはもう伊藤賢治というジャンルだな。彼にしか創れない旋律がある。
曲調は本当に多種多様。オーケストラあり、テクノあり、ポップスあり、ボサノバあり、マーチあり、フラメンコあり、ハードロックあり、メタルあり・・・・・・・・とまさに世界中の音楽を使ってマルディアス(ゲーム中の世界)を表現している。

 以下個人的なお気に入り曲
・オープニングタイトル/これを聴かなきゃ始まらん
・情熱の瞳、魅惑の舞/バーバラのテーマ。旅芸人って感じが出てて旅する気が沸いてくる
・熱情の律動/対ミニオン戦。フラメンコギターと女性ボーカルが奏でる旋律。テンション↑
・下水道/下水道の曲。でも、似つかわしくないほど格好良いテクノ。
・神々への挑戦/四天王とのバトル曲。イントロのベース、メロディのトランペットがそそる
・邪聖の旋律/バロック調のオルガンで始まり荘厳な雰囲気。途中テンポアップしてからが◎
       デスティニーストーンの守護者達との戦いはこの曲。
・Believing My Justice/ソウルイーター、イフリート戦などの曲。最も伊藤賢治らしい曲。
  曲のタイトル通り、正義を貫け!という感じで最もボルテージの上がる曲。ベースライン
  が好き。
・呼び醒まされた記憶/シェラハ戦。徹頭徹尾ヘヴィメタル!バスドラムはほとんどドコド
  コ。本編でこの曲を聴くのにどれだけ苦労したことか・・・。ギターソロとキーボードソ  ロの掛け合いがディープパープルっぽい。
・メヌエット/オープニング、エンディング。山崎まさよしのことが始めて良いと思った曲。
  わりと雰囲気があっているし、カラオケでたまに歌う。



こんなアレンジをするのか!という衝撃。
おすすめ度 ★★★★☆

オリジナルのハードが同じSFCで、発売時期も近かったFF4(FF4が1991年7月、ロマサガ1が1992年1月)
がDSに移植され音楽もアレンジされたばかりなので、
DS版FF4との比較という視点でPS2版ロマサガ1の音楽を考えてみたい。

PS2版ロマサガ1とDS版FF4の音楽の大きな違いは
「アレンジする上でのメロディにおけるオリジナリティ」があるかないかに尽きると思う。
「聞き手が聴いたことのないメロディ」が加えられているかどうか、
聞き手が「こういうアレンジをするのか!」と
その変化・進化に驚くかどうかということである。
DS版FF4はSFC版の「メロディ」はそのままに音の深みが増したというアレンジであり、
「聞き手が聴いたことのないメロディ」はほとんどなかった。
従ってDS版FF4にはSFC版からの変化・進化に対する驚きはなかったように思う。

対してPS2版ロマサガ1は音質が良くなったことに加え
「メロディの変化・進化」がかなりあり、衝撃と驚愕が非常に強かった。
例えばDisc2の「不可侵領域−四天王のダンジョン−」が良い例だと思う。
まずゆっくりと盛り上がる壮大なイントロが加わる。
四天王のダンジョンという神聖な領域である雰囲気を醸し出す。
この時点で「お、何か違う。これはやってくるか。」という期待感が一気に膨らむ。
そしてオリジナルにあったメロディに流れ込む。
音が生の楽器に近い音になり、深みを増し、厚みを増し、荘厳さがほとばしる。
懐かしさと共に、昔好きだった四天王のダンジョンの曲が思いもよらぬ成長を遂げたうれしさがこみ上げ、鳥肌が立つ。
これは一例に過ぎないが、これがPS2版ロマサガ1の音楽の楽しみ方なのではないかと思う。



純粋に音楽として・・・
おすすめ度 ★★★★★

正直今まで、ゲームのサントラってただのゲームミュージックじゃん・・・って、思ってた。でもゲームをやり始めてあまりにも音楽が綺麗なのに驚かされた。ただのゲームミュージックって枠じゃくくれないなと思わされた。そして購入に踏み切った。クラッシック、ヒーリングミュージック、ロック、様々なジャンルの曲が収められてる、ゲームをしない人でも普通に楽しめると思うのでお勧めの作品。かく言う自分も考え事をしたい時、または気分によって曲を選んで聴いている。ゲームミュージックと言う既成概念は自分の中で完全に崩壊して、新しい価値観が生まれた。



それでも、やっぱり、イトケンサウンド
おすすめ度 ★★★★★

いろいろとアレンジ方(特にバトル曲のギター)に関して賛否両論がある作品ですが、私としては非常に良い作品だと思います。PS2にハードが移ったということもあって、音質が格段に向上しているので、町やフィールドの音楽はとても美しい出来になっています。バトル曲にギターのアレンジが入り過ぎという点は否めない事実ではありますが、恐らく、生音でオーケストラ風にしても、この音(管弦楽器類)の弱さでは、全然迫力とか出なかったんじゃないかなーと思います。エレキの音が耳障りという方には残念がられるアレンジなのでしょうが・・・。

余談且つ個人的(皆の願い?)な夢想ですが、もしもロマサガ2がリメイクされたならば、その時はギターとか控えてもらいたいですね。フルオーケストラの壮大な生音で七英雄バトルとか聞いてみたいなー・・・もし聞いたら感動して泣くな・・・絶対!(笑)



ロマンシング サガ -ミンストレルソング- オリジナル・サウンドトラック
おすすめ度 ★★★★☆

 ロマサガシリーズの音楽はスーファミの時からよかったですね。
今回はPS2なので、当然音質はスーファミ版とは比較にならないし、
戦闘シーンの曲などは曲数も増えていて、かなりよくなってると思います。

なかにはアレンジされすぎてイマイチになってしまった曲もありますが、
これはスーファミ版のロマサガを知っている人だけの意見なので。

まあゲームの音楽でここまでやってくれれば言う事なしですね。


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