希望の花おすすめ度
★★★★★
絵が琴線に引っ掛かったことと全ニ巻ということで衝動買いしてしまいました。確かに話の展開が早く,どこかで聞いたことのある物語。そう言ってしまえばそれまでですが,久しぶりに漫画を読んだので,私は素直に感動できました。
この本の中に登場する魔法遣いは相手の心の声を普通の人より敏感に聞くことができる人(いわゆる感受性の強い人というべきでしょうか)であって何も特別な人ではない。心が通じ合えば,相手にとても素敵なことをしてあげられる。それが相手から見れば「魔法」に見えるのでしょう。簡単なようで簡単ではない,だから人は迷い傷つき,また傷つくことに恐れます。
全ニ巻を通して,人は誰でも「魔法遣い」になれるんだというメッセージは十分伝わりました。使い古された言葉かもしれません。しかし激変する今の時代で,変わってはいけないもの・・・そのメッセージは,やっぱり心に響くものです。
絵は確かに綺麗おすすめ度
★★★☆☆
世間で注目されていたので購入したのですが、
思っていたよりも・・・という感じでした。
物語は魔法遣いが身近に存在している世界。
ただし誰でもなれるわけではない。
世界としては結構いい題材だと思います。
魔法使いでなく魔法遣いであるし。
しかしながら物語がはやく進んでいくためにキャラが軽すぎるといえます。
良い話を書こうとしているのは分かるのですが、このテンポだと
価値が下がるんじゃないかと思います。
絵は確かに綺麗だけど・・
心に残るという感じではなかったです。