Loading...
|
乱歩賞作家赤の謎 (講談社文庫) |
長坂秀佳、真保裕一、川田弥一郎、新野剛志、高野和明といういずれも著名な作家の短編作品が1つずつ入っており、期待感を持って読んだ。いずれも実績のある作家なのだが、この「赤の謎」に入れられている作品には面白いものとそうでないものが混ざっており、必ずしも珠玉集でないところが残念。それに加え、真保裕一の短編は、かつて読んだことのあるものだったため、さらに残念だった。せっかく有名作家のシリーズものにするのであれば、もう少し作品の質を揃えればよいのにとも思うが、短編という制約があるがために、それもなかなか難しかったのだろうか。まあ次の「白の謎」も読んで、その後を読むかどうかを判断したい。 |
江戸の検屍官―北町同心謎解き控 (祥伝社文庫) |
江戸時代、文政の世を舞台にした捕物帳。なのですが、他の捕物帳とは少し趣きが変わっています。と言うのも、書名にあるように主人公の同心・北沢彦太郎は、江戸でも一、二を争う検屍の腕前も持つという設定。死体が見つかる度に、友人でありライバルでもある医師の古谷玄海とともに出向いて、中国から伝わった検屍の手引書を元に死体を検分していくのですが、これがおもしろい。現代のような整った法医学など無く、何よりも死体を解剖することが禁じられていた時代に、これだけのことをしていたのかと驚かされ、聞きこみ情報などの状況証拠のみで犯人を捕らえてきて、後は拷問で口を割らせていた、と漠然と思っていた江戸時代の警察制度・司法制度について考えを改めさせられました(解説によると時代考証もシッカリしているとのことなので)。 短編6作が収録されていて、溺死、縊死、毒死、中には自殺に見せかけた死体など状態の異なった死体を、それぞれに合った方法で検分していくのでおもしろく読めます。が、死体というのがどれも若い女性ということもあってか、エログロまではいきませんが、2、3話読むと、ちょっともういいやって感じになってしまいます。殺しの動機がどれも似かよっているのも残念です。 |
昨晩 川田弥一郎 が夢でこう告げた・・・!
CMで評判のアイドル 川田弥一郎。この日のイベントは「人が来るか不安だったけど、皆さん集まってくれてうれしい」とファンに感謝。
「“おまえなんか見たくないよ”って感じだったけど。でも今はみんなバンドに戻りたいって思っているよ」と語り、充電期間も終わって意欲的になっているようだ。
う~む意味深。こりゃまさにあれだね。ほら、なんつうかその、
『 その日その日が一年中の最善の日である。 』( エマソン )
ってやつだ???
川田弥一郎 白く長い廊下 読了しました。
川田弥一郎 白く長い廊下 読了しました。 以下紹介文内容(「BOOK」データベースより) 十二指腸潰瘍手術後の患者が、長い廊下を病室に運ばれる途中に容体が急変、死亡した。責任を問われた麻酔担当医窪島は、 独自に調査を開始し、意外な真相に辿り着く ...
[川田弥一郎]江戸の検屍官 闇女(川田弥一郎)
ぎりぎりまで行っておいて、超寸前で思いとどまり、未練たらたらの彦太郎の様子は、浮気症の男よりも一層、情けないのだが・・・. 江戸の検屍官闇女 (講談社文庫 か 64-4). 江戸の検屍官闇女 (講談社文庫 か 64-4). 作者: 川田弥一郎; 出版社/メーカー: ...
学捜査のない江戸時代って、検屍はどんなものだったのだろうか?『江戸 ...
指紋を調べるなどということはできない。毎回「ピンと来た」というわけにもいかない。いったい、江戸時代の殺人事件の調査って、どうやっていたのか。その疑問に答える時代小説です。 川田弥一郎による『江戸の検屍官 闇女』。小玉節郎さんの書評・紹介で ...
江戸の検屍官 闇女(川田弥一郎)
検屍が得意な同心・彦太郎が主役のサスペンス。 まさに、現代の検視官ですからね。 相棒はもちろん監察医、ではなくて、検屍と女が大好きな町医者・玄海。 結構、科学的な検視をするのだが、ひたすら、「下」のあたりの観察に終始している気もする。 ...
川田弥一郎『白く長い廊下』
白く長い廊下 (講談社文庫) 術後突如起こった呼吸停止、そしてその後の死。 術中何があったのか、これは事故なのか殺人なのか。 容疑をかけられそうになった麻酔医が自らのためにも事件の真相を解き明かす、第38回江戸川乱歩賞受賞作。 ...
『白く長い廊下』川田弥一郎(講談社文庫)
本書は1992年度江戸川乱歩賞受賞作。 乱歩賞初の医学ミステリーである。 十二指腸潰瘍の患者の手術後の患者が、 長い廊下を運ばれる途中様態が急変し 死亡するという事件が起きた。 原因として考えられるのは、麻酔から患者がさめた時に ...
川田弥一郎著
惨劇のアテナイを読みました。面白かった。
山本周五郎「樅の木は残った」ほか
川田弥一郎 「銀簪の翳り」 1997.10 読売新聞社・刊 ¥1785 捕物帳にも色んな切り口があって、各作者もそれぞれ工夫を凝らして見せてくれますが、本書は「検屍」という、これまであまりなかったように思える切り口の時代ミステリーと言えましょうか。 ...
乱歩賞作家 赤の謎
「密室」作ります 長坂秀佳黒部の羆 真保裕一ライフ・サポート 川田弥一郎家路 新野剛志二つの銃口 高野和明え…と、「赤」はハズレ!! ていうか冒頭が大ハズレ!!! …まぁ、わかっていましたけれどもさ。 密室トリックが子供だましだとか、そんなんは ...
5月に読んだ本
... 起内」木村友馨「照れ降れ長屋風聞帖 大江戸人情小太刀」坂岡 真「ぼやきつぶやき イギリス・ニッポン」高尾慶子「旗本花咲男」宮本昌孝「江戸の検屍官 闇女」川田弥一郎「天眼通お蔦父娘捕物ばなし 意趣斬り」木村友馨「声も印象も体も変わる! ...